医療型児童発達支援センターたんぽぽで12月8日(土)に行った 「ファミリーデイ」の様子をご案内します。
ファミリーデイは、年に2回普段はお仕事などのためたんぽぽに来られないご家族の方と一緒に、楽しい時間を過ごしていただきたいと考え実施しています。
今回は、ご家族の方向けに「ICT(情報通信技術)を利用して子どもたちが出来ること、楽しめることを広げる。」というテーマでスイッチ作り体験を行いました。
講師には、岐阜希望が丘特別支援学校小学部の木塚哲先生をお招きしました。
前半はスライドにて、「ICT」の説明・ICTを利用した関わりのヒント・学校で先生方が工夫されている授業の様子などを紹介してくださいました。
先生の優しい雰囲気と分かりやすいお話しに、「こんなこと出来たらいいな!」とワクワクする気持ちが刺激され、早く作りたくなりました。
その後に、「棒スイッチ」と「BDアダプター」制作を教わりました。
市販のおもちゃは、スイッチが小さくて子どもさんが操作するのが難しいと思う時がありますが、「BDアダプター」を経由して大きいスイッチにつなぐことで、解消できることがあります。
制作では、お父さん方は慣れた手つきで「はんだ付け」をされていました。さすがです!!
他のご家族が戸惑ってみえるところに、素早くフォローに入ってくださるお父さんも、見慣れない道具や、はんだごてに緊張しているお母さんも、みなさんワクワクしながら集中して作業している姿はとっても素敵でした。
無事にスイッチ作りを終え、次は実際におもちゃにつなげる時間です。
保育室で職員と遊んでいた子どもたちの出番が来ました!
木塚先生が持ってきてくださったいろいろなおもちゃに作ったばかりのスイッチをつないで遊びました。
ピッチングマシーン、リンゴの皮むき、可愛く動くエルモちゃんなど。
少しの手の動きで、自分でおもちゃを操作する楽しい体験ができ、みんな笑顔でいっぱいになりました!
これを機に、「ちょっとした工夫」で「こんなこと出来たよ」、電気系の得意なご家族からの「こんなの作ったよ!」という自慢話など、情報交換が出来たら嬉しく思います。
これからも、たくさんのご家族に楽しんでいただけるような企画を考えていきたいです。
今回使用した「スイッチの製作キット」は、各務原市社会福祉協議会様からの歳末義援金を活用して購入しました。ありがとうございました。
木塚先生、たくさんの道具の準備、当日のご指導、本当にありがとうございました。