令和4年2月27日(日) 10:00~11:45
昨年10月の初のオンライン(Zoom会議システム)開催に続き、オンライン第2弾を開催しました。
今回は、前回の倍の8家族が参加してくださいました。そして、前回残念ながら参加が叶わなかった、高山の久美愛厚生病院の言語聴覚士 田宮久史先生もご参加くださり、充実した内容となりました。
令和4年度も、年間2回のつどいの開催を目標にしています。お楽しみに!
☆Zoomでゲーム☆
①これなんだクイズ : 500倍に拡大した動物の写真から、何の動物かを当てるクイズです。
Zoomならではのクイズ! 答え「ネコ」「ゴリラ」「いぬ」「ライオン」「オウム」
みんな答えるの早かった!
②家族対抗 探せ!「ん」のつくもの : 今回はことばの語尾に「ん」の付くことばを集めてもらいました。
家族で協力して、た~くさんの「ん」のつくものを探してくれました!
やかん、ふとん、リモコン、缶、カーテン、エアコン、本、図鑑、パン、にんじん、だいこん、カンパン、
アンパンマン、ドラえもん、ポケモン、ミニオン・・・・・などなど。 あるもんですねぇ。
◆交流会(保護者のみ)
4人ずつ2グループに分かれて意見交流をしました。
1.田宮先生のグループ
★学校生活において挑戦しようとして葛藤している…
・小3:低学年の頃までは、幼稚園の延長で、大人に守られてきたが、3年生になり、担任に自分から発信するようになった。日記にも自分の吃音のことを書いたりしている。担任は、クラス全体への話はなくても、定期的に子どもに声を掛けてくれるし、何かあれば母にもちょこちょこ連絡がある。母は、本人とも積極的に話すようにしていて、コミュニケーションが取れている状況。3年生になって随分成長し、リーダーになりたいタイプで、後期学級委員に立候補し当選した。みんなの前で話す機会が増え、音読でも吃音が出たりするので、できる力を自分は持っているのに吃音があるためにうまくいかないことへの苛立ちが大きくなった。もう二度と学級委員はやらない、でもやりたいという気持ちの波が大きく揺れる時期が続いていた。そうこうしているうちに、6年生を送る会で学級委員として全校の前でスピーチをすることになる。担任からは、しゃべらない役もあると提案されたが、本人はスピーチをやると決め、家で猛練習!その成果が出て、当日はスムーズに話すことができた。この成功体験が自信になり、日記に、吃音があって話すことが心配だったが、うまくできた。次も学級委員になりたいと書いていた。ただ、今回は成功したからよかったが、もし失敗したら気持ちがドーンと落ち込みマイナスの方向に行かないかと心配ではある。しかし、挑戦はしてほしいし努力もしてほしい。吃音のせいにはしてほしくないが、やりたいことと吃音があることでうまくいかないことのせめぎあいが本人の中に起きている。家で「なんでオレは出来ないんだ!」と苛立っているのを見ると、吃音は環境調整が大事という事はわかっているが、こういうことがあると、吃音が治らないかなあ、何かいい方法はないのかなあとも思ってしまう。
・年少:学級委員に挑戦するなんてすごいね!それは、周りに自分の吃音のことをオープンにすることで、挑戦する気持ちになったのですか?
・小3:とにかく負けず嫌い。立候補者が5~6人いて、負けていられないと奮起した様子。祖母には「わざわざ無理しなくていい、苦手なことで失敗させなくていい。」と言われたが、母は、この先失敗も絶対あるし、やってみて失敗しても乗り越えてほしいと思っているので、自分がやりたいと思ったのなら、やってみればと背中を押した。音読と、意見発表で吃音が出やすいが、音読や決められた台詞なら練習すれば滑らかに言えるようになるので、毎日家でできるようになるまで練習した。
★吃音のことに触れたがらない
・2年生:3月生まれで、色々なことができなくても当たり前と思っている控えめなタイプ。1年生の時の担任はよく声を掛けてくれたが、本人はそれが嫌でほとんど発表していなかった。2年生の担任は、特に関わってこられないので、発表する時に吃音が出ても、伸び伸び発言している。子どもとは最近吃音のことがあまり話せていない状況。学校で「いじめアンケート」があり、そこには本人何も書かなかったが、直接聞いてみると、友達に「なんでそんな話し方するの?」と言われたことがあるとのこと。担任にそのことを話したところ、「クラスで話しましょうか?」と言ってくださったが、本人に聞いてみると「何もしなくていい。」と言うので、そのままにしている。
・田宮:本人は吃音のことを気にしていないけど、みんなに話すことを拒むんですか?
・そうです。みんなの前では吃音のことに触れないでほしいと思っている。
・田宮:それはどうしてなのでしょう?気にしていないのに、触れないでほしいと言うのは違和感がある。実は、吃音のことを気にしていて、なかったことにしたいと思っているのかもしれない。どうして話すのが嫌なのか、誰なら話しやすいのか、家で直球で聞いてみては?
・本人と話してみたところ、担任が一番話しやすいとのことだったので、何か嫌なことがあったら、担任か母に話すように伝えた。指摘される件について、担任に話したが、相手は仲の良い友達で悪意がないという事でそのままになっている。
・田宮:友達に指摘された時の本人の気持ちはどうだったか、担任の先生の話で納得したのか、よく聞いてあげて。大人にSOSが出せればよいが、出せないでのみこんでしまうことが心配。
周りの子への吃音の説明は、子どもが望まないからやらない、望むからやるというのではなく、〝大人はあなたの見方だから任せて″という姿勢で向き合うこと。無理強いはよくないが、どう進むべきかを大人がはっきり示してやることが大切。
吃音をゼロにすることはできないが、吃音があっても楽に話せる状態、楽な吃音で過ごさせてあげることはできる。大人になってからのカミングアウトはしんどいので、小さい頃から、大人に守ってもらえた経験が今は重要。
★田宮先生のプチ講座
◎母の前だから自由に吃れる。しかし、母が心配な顔をすると不安になる。
吃音は吃らないようにしようと思うと悪化する。
◎どうしたらよいか?
①園や学校での正しい説明
母の前でいっぱい吃音が出る時は気が楽。それと同じように、園や学校でも伸び伸びと楽な気持で話せるように、園や学校できちんと吃音のことを説明してもらうこと。
②話し方を指摘する子がいたら説明するチャンス
周りの子から「どうしてあんな喋り方するの?」と話し方について聞かれたら、その時がチャンス。その子にちゃんと伝えてあげる事。「あれは『きつおん』っていうんだよ。でもわざとじゃないからまねされると悲しい気持になるから真似しないでね。もし、真似している子がいたら、そういう事しちゃいけないんだよと教えてあげてね。」
*味方を増やすことも大人にできる事。
*いずれは本人自身に乗り越えてほしいが、そのためには大人に頼ってほしいし、守ってもらえた経験があれば頑張れる。未来のために、今の働きかけが大切。
2.安田のグループ
・小2:他校の通級に通っている。お菓子を使って舌のトレーニングをしたりしている。2年間同じ先生なので、すっかり打ち解けて息抜き的な時間になっている。学校では、内気で恥ずかしがり屋なので、発表するのは基本苦手。担任と相談して、日直は友達と一緒に言うようにしてもらっている。調子がよくて自信がある時は、一人で発表することもあるが、どうするかは自分で決めて先生と相談して配慮してもらっている。反面、家ではすごく喋り、吃音もたくさん出ている。寝言でも詰まっていることがある。
・小1:年長の時に友達から指摘されることがあり、担任からクラスの子どもたちに話してもらい、その後は安心してお喋りしている。就学に際しては、母と本人と安田が学校へ行って担任に吃音の話をしたので、クラスでは話していないが、保育園の友だちや担任は知ってくれているという安心感があり、楽しく通っている。学校では、挙手してよく発言しているが、それほど吃音は出ていないらしく、担任からも気にならないと言われている。その分家庭ではリラックスして話すので、連発がよく出る。
・年長:2歳半~ずっと吃音があり、年中出ている。病院でもST受けている。園ではほとんどしゃべらないので、吃音が目立たないが、家ではよく喋り、難発と連発が出ている。加えて早口もある。仲良しの子と喋る時は吃音が出るので、先日、相手の子から、「何言ってるかわかんない。」と言われた。こういう時に、本人の前で、「ゴメンね」というのも変だし、親もわかりにくい時があるので、何と答えたらよいのだろうかと悩む。
・年長:2歳台から吃音が出始めた。初めの頃は、連発とか吃音とわかりやすい話し方だったが、最近は難発が主になり吃音だとわかりにくい。クラスでお話はしてもらっていないが、周りの子には、こういう話し方のクセ(個性)だと取られているようだ。また、本人にまだ自覚があまりないので、この先自覚するようになった時に、うまくサポートできればと思っている。
★友達から話し方を指摘されたときの対応について
・小2:友達から言われる前に、担任と校長先生にお話しし、クラスでも話してもらった。その後も、よく理解できていなくて指摘する子には、個別に吃音の説明をして下さっている。そういう積み重ねで、友達も吃音という事がだんだん理解できるようになっている。本人は、友達から「何、その話し方?」などと言われると言い返せなくて黙ってしまうタイプだが、よく理解している優しい友達数人が、他の子に説明してくれるようなこともある。
・小1:年長の時に、友達から「なんでそんな話し方するの?」と言われたと本人から親に訴えがあった。園に相談すると、吃音の研修を受けた先生がおられて、クラスの子どもたちにすぐに話してくださった。その後、年長の友だちはよく理解してくれ、本人も安心して過ごしていた。しかし、年度の後半に、再び話し方を指摘されることがあり、担任がその現場を目撃した。担任が介入しようかと思った矢先に、自分で「ぼくは吃音なんだよ。」と友達に説明することができた。担任は、自分で説明できたことを褒めたと聞いている。
小学校になってからは、家では吃音が出るが学校では気にならない程度だと聞いており、今の所、本人の不安感もない様子。
・安田:みんなが吃音のことを知ってくれているという安心感が、症状を軽減しているという事もある。
最近読んだ本「きつおんガール」(漫画です)の中に、作者が考える吃音のメカニズムというところがあって、どういうものかというと、肺の中に『ポンプさん』がいて、ことばの1文字ずつの風船に空気を入れる仕事をしているが、タイミングよく風船一つずつに空気が入れられず、同じ音に連続して空気を入れたり、長く入れすぎたり、空気が詰まったりするのだと。それで、吃音の人は、ことばが出たら空気が出ている間に一気に話してしまおうとするため、早口になることがあるのだと。この考え方はわかりやすいし、そういうこともあるのではないかと思う。この考え方はわかりやすく、この先、子どもたちが、自分の吃音のメカニズムを理解していく一助になるかもしれない。
&『きつおんガール』小乃おの著 合同出版 2020.9.5発行
★小学校で、いじめやからかいはあるの?配慮してもらえるの?
・今度就学だが、本人は引っ込み思案で先生に相談するなどできないタイプ。今のところしゃべりにくさは感じているものの、吃音のことをさほど気にしていないが、就学後からかいなどがあって本人が傷つくのではないかと心配している。
・小1:年長から小学校に上がる時不安が強かったが、入学直後に、担任と主任に母と本人と安田が吃音の話をしたことで、何人かの大人が理解してくれているという安心感を本人なりに感じたようだ。今の所、吃音の症状は強く出てはいないものの、一番近い存在の担任が知ってくれているという安心感は、本人も親も心強い。
・小2:現在2週間に1回ぐらいの頻度で、本人に友達からのからかいがないかを聞くようにしている。クラスで吃音の話をしてもらっているものの、忘れてしまう子がいて、「なんでそんな話し方するの?」と繰り返し聞いてくるという事を母に伝えてくれる。母からそのことを担任に伝えて対応してもらっている。しかし、助けを求めるような深刻な様子はなく、周りの友だちに支えられて何とかなっており、安心して学校生活を送っている。親子の間でしっかりコミュニケーションが取れるようにしておけば、何かあっても大人が連携して対応すればよいので、親子のコミュニケーションが大切だと感じている。
また、1年生になった時、通学班の親御さんに、吃音についての簡単な説明文を自分で作って渡した。(菊池良和先生の本を参考にして)
・安田:折に触れて子どもと吃音の話をすることは大切。吃音のことを忘れられていないんだ、大人に支えられているんだという安心感があるからこそ、自分で友達に説明するなど、立ち向かっていけるようになるのだと思う。まずは親子関係をしっかり作る事。そして就学に向けては、本人と一緒に学校に話しに行くことで、吃音のことを知ってくれている大人がこれだけいるという事が本人にも伝わり、心強いと思う。学校は、いじめが起きないように、吃音に限らず、色々な子どもがいるけれどお互い認め合うことが大切だという教育をされているので、引き継ぎに行った時も、とても丁寧に対応して下さると感じる。本人が困ったことがあった時、担任に伝えること、それができなければ親に伝えて学校に伝えるなどの連携をしっかり作ることが大切だと思う。
◎就学までは安田が一緒にお話しに行きますが、保護者の皆さんも勇気を出して、少しずつ自分で周りの人に伝えるという事に挑戦してみてほしいと思います。毎年学年が変わる時に担任に話をする機会があるし、そういうことができるという事は、子どもにとってもとても心強いことだと思います。
・年長:そもそも、人に迷惑をかけずに育つ子なんていないし、子ども同士お互い様だと思うので、お互い助け合って育つ関係を築けるようになってほしいと願っている。困ったら友達に助けてもらえる、困った子がいたら助けてあげられる、そんな子に育ってほしい。
◆欠席者からのメッセージ
・小3:吃音で通級に通って3年目です。通級は、自分が好きなことをたっぷり話せる好きな場所という感じで行ってます。年間通じて、吃音についてのクイズやゲーム(かるた)などがあり、自分でも吃音について発言したりして理解を深めています。感染に気を付けながら、グループ通級も開催していただいています。
吃音でことばが出てこないことを理由にトラブルに巻き込まれるといったことが、年齢が上がるにつれて出てくることがあるのだろうなと思うと、いたたまれない気持ちになりますが、本人と親がコミュニケーションを取って元気にやっていきたいと思います。逆に、嫌な思いを感じたら、その時優しくしてくれた人への感謝の気持ちを強めたり、自分も誰かを守ったりしたいという思いが芽生えたら親も嬉しいなと思います。
・年長:先日園の担任からクラスのみんなに子どもの吃音について話してもらいました。その後も本人は特に変わらない様子です。活発な性格なので、1年生になったらたくさん発表するかと思いますが、その時吃音が出ても、クラスに数人いるであろう同じ園のお友達が子どもにとって助けになってくれたらいいなと思ったりしています。
・小3:家では吃音がよく出るけれど、学校や人前ではあまり出ない(口数が少ない)状況が続いています。本人によれば、休み時間に友達と遊ぶ時は吃音が出るけれど、友達は吃音のことを何も言ってこないそうです。4年生になる時には、担任に、(母から)吃音のことをちゃんと伝えてほしいと言ってきました。担任や遊び仲間に吃音があることを知られていれば、いつ出ても大丈夫と思っているようです。
◆参加者のアンケートより
★保護者
・あっという間の1時間半で、時間が足りないーっと思ってしまいました。田宮先生のお話をお聞きすることができて、初心に戻ったような気持ちです。学年が上がるにつれて悩みや思うことが変わってくるので、このような機会があると安心できます。子どもは、今の所前向きにいろんなことに挑戦できているので、その気持ちは継続して持っていてほしいなと思います。たくさんの壁に当たり悩むこともたくさんあるし、わざわざその方向に向かって行くタイプなので、更に学年が上がると葛藤することが増えるだろうなと今から心配しています。彼にとってことばが本当にハンディになってるなあと今ほど思うことはなかったですし、それはこれからどんどん増していくのかなと思ったりもします。田宮先生に、「何をもって失敗と思うのか。」と言われましたが、やはり人前でことばに詰まってしまったり話せなくなることは本人にとって辛い経験になり、それがマイナスな気持にならないかと親としては本当に心配です。でも、それを跳ね除けられる精神力を本人が培って行かないとだめだなと思いました。少しでもやってよかったと思う経験を積んで、吃音を言い訳にすることなく、たくさんのことに挑戦できる我が子でいてくれたらいいなあと思います。
・子(小2)は吃音のことを気にしていない、みんなへの説明も希望していないということで、今はそっとしておく時期なのかと思い、本人の意思に任せてきちんと向き合おうとしていませんでした。しかし、田宮先生のお話しから、本人は吃音を隠そうとしているのかもしれないと気づかされました。私自身、説明の仕方が分からなかったり、本人がよければそれでいいかと思ったりして、ちゃんと向き合うことができていなかったのだと思いました。もうすぐ新学期なので、新しい担任にも説明し、周りのみんなにも正しく吃音について知ってもらうことが大切であり、本人が安心して生活できる環境を私が作っていかなければいけないのだとわかりました。改まって話すのではなく、ちょっとした日常会話から子どもの気持ちを引き出していけるように、私自身が変わっていかなければいけないと思います。
・専門家の先生の視点での話しが聞けて、子どもがどのような状況なのか理解できたり気づきがあった。また、先輩ママさんの経験談から、実際、具体的に子どもにどういう声掛けをしたらよいか聞けて良かった。
・色々なお話を聞かせてもらい、悩みは一緒なんだと思えてよい意味で客観的に考えることができた。知識を得て周りの人に知ってもらうことは子どもにとって一番安心なことだし、相談できる大人がいつでもいる事が大切だという事を改めて知る事ができあた。お母さんの前が一番吃音が出るけれど、これは安心しているからなのだという事は、腑に落ち嬉しくもありました。これからも、子どもと吃音について、都度都度話して環境や変化を共有できたらと思うと同時に、周りの人にも気兼ねなくたくさん協力してもらおうと思いました。
・2回目の参加です。周りに吃音の子がいないので、同じことで悩んでいる親御さんとの交流はとても心強いものでした。いろんな体験談なども参考になるので毎回とても楽しみにしています。吃音はみんなに知ってもらうことから始めることが大切だと思います。理解が得られれば学校生活もしやすくなるし、楽しく通学してくれることが親としても嬉しいです。吃音を隠して見て見ぬふりをすることなく、生活できる環境を親としては整えてあげたいと思います。担任の先生や通級の先生と連携して安心して学校生活が送れるように努めたいと思います。
・田宮先生の、『お母さんの前では自由に吃っている。』というお話がとても心に響きました。子どもは吃音がひどい時期は、吃音+早口で聞き取りにくく、会話していて疲れてしまうというかうんざりしてしまう時がありますが、それは自由にのびのび話している証拠なんだ、親を信頼してくれているんだと思い、信頼を失わないようにしたいと思いました。
・今回もたくさんのご家族の話、悩み、苦労、そして対応が聞けてとても参考になりました。地域、学校などとも協力して、子どもたちが吃音に悩まず、伸び伸び生活できる社会になるといいと思いました。
・周りの人に吃音のことを知ってもらい、伸び伸びと吃音が出せる事、困った時は大人にヘルプが出せることが大切だなと改めて思いました。
・他の子の吃音の症状や親としての向き合い方を知る事ができてとても参考になりました。また、田宮先生の「その子に適した対応の必要性」のお話にはとても納得できました。子どもが吃音を発症してから4年近く親として関わっていますが、今では(慣れもあるのでしょうが)個性の一つと捉えています。ちょうど今、家では吃音の症状が強く出ていますが、子どものお喋り好きには変わりなく、安心して話をしてくれる姿に私も安心させられます。これからまたクラス替え等節目節目で環境が変わる際の心配はありますが、親子間でのコミュニケーションを取りながら、その時にできる事を考えて乗り越えて行けるといいなと思っています。
・つどいに参加された先輩ママが、通学班の方に(吃音のことを理解してもらうための)手紙を作って渡したという話をされていたので、私も子ども会のラインで子どもの吃音のことなどを説明したところ、新年度の通学班役員さんに子どものことを話す時間を作っていただけることになりました。すごく温かい言葉もかけていただき、一緒に支えて行こうと言ってくださり話してよかったと思いました。つどいに参加していなければ、周囲に打ち明ける勇気は出なかったので、参加してよかったです。ありがとうございました。
★子ども
・ゲームができて楽しかった。
・もっと遊びたかった。
・初めは恥ずかしかったけど、ゲームをしたら楽しかった。
・恥ずかしかったけどお友達と合えてうれしかった。何の動物か答えるクイズが楽しかった。
・みんなでお話しするのがめっちゃ楽しかった\(^o^)/
・知らない子とのつどいに緊張していましたが、久しぶりに先生と交流できる事も楽しみにしていました。ゲームも楽しかったようです。(母)
文責 安田香実